育つぶ~ある父親の育児雑記

育児は好きだけど、まだまだ不器用な父親の奮闘記

育つぶ『裸足で遊ぶ』

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先週末は天気予報も一転して夏の陽気だった。
まだまだ日差しが暑く感じられる夕方に、ちびと遊びに外で行き、砂場で遊んだ。
 
砂場に着いて、じゃあ遊ぼうかというとき、ちびが
 
「はだしになる〜」
 
と言って、ちょっと驚いた。
保育園では裸足で砂場遊びをしてるのか?
 
まぁ、でもそれも悪くないかとすぐに思い、ちびの靴と靴下を脱がせてあげた。
 
ちびはひんやりする砂の感触を味わっているようで、裸足になりたいと言った割には動き回るでもなくおとなしくしてた。でもアンパンマンの型抜きで遊び始めると、すぐに砂だらけになった。
 
すべり台とか他の遊具で遊ぶのにも、その日は裸足で遊んだ。
靴ならタタタと走っていくのに、砂利で少し足の裏が痛いのか、手をつないで一緒に行こうと引っ張る。でも痛いとは言わない。その感触も楽しんでるようだった。
 
今度遊びに行ったときに裸足になりたいと言うかどうかは分からないけど、ちびの新しい経験になったかもしれない。
 
ちびが裸足になりたいと言って思い出したのは、裸足で遊ぶことがこどもの成長を促すことにつながるということ。そういうことをたびたび聞いたりする。でも、どうしていいことなのか、きちんと理由を知らなかったので、これを機会に少し調べてみた。
 
 

裸足で遊ぶと脳にいい

 
どうもいろいろ調べてみると、実は脳が刺激されて、良い発達につながるらしい。
 
足の親指は第二の脳と呼ばれていて、脳と繋がっているそうです。乳幼児期は脳の発達と身体の発達は密接に繋がっています。足の親指を刺激することで脳が刺激されて脳も身体も健やかに発達していくそうです。なので、屋外でも屋内でも裸足で遊ぶ事がとても大事だそうです(出典:裸足が脳の発達にも影響!〜乳幼児期に大切にしたい事②
 
足の裏は「第二の心臓」と言われるほど、さまざまな器官とのつながりがあります。無数のツボがあることでも知られていますね。裸足で歩くことで五感を刺激し、自律神経に働きかけることによって子どもの脳の発達の手助けをしてくれます。(出典:ノハナコ「裸足はこどもの成長にいい?裸足のメリット、デメリットとは?」)
 
 

扁平足を防止する

 
こどもに履かせる最近の靴はとても性能が良く、クッション性も高いものが多くなっています。その反面、土踏まずの成長が止まってしまい、扁平足になってしまう可能性が高いようです。
 
疲れやすくなったり、バランスがとりにくくなったり、将来の歩行に多大なる影響を与えます。裸足で走ったり歩いたりを繰り返せば自然と土踏まずが成長する。(出典:ノハナコ「裸足はこどもの成長にいい?裸足のメリット、デメリットとは?」)

 

さまざまな症状の予防になる

 
パパも足の裏でゴルフボールを転がして刺激したりしてますが、足の裏は「第二の心臓」と呼ばれるほど、さまざまな器官とつながっています。
 
裸足で歩くことで五感を刺激し、自律神経に働きかけることによって子どもの脳の発達の手助けをしてくれます。足の裏への刺激が少ないと、下半身の血流が滞り、むくみや冷え性の原因になります。(出典:ノハナコ「裸足はこどもの成長にいい?裸足のメリット、デメリットとは?」)

 

反射神経を高める

 
もちろん裸足だとケガをする確率は高くなります。しかし、裸足で遊ぶのを習慣づけておくと足の裏の感覚が敏感になって、危ないものを踏みそうなときにさっと足を退ける反射神経や危機回避能力を高くすることができるようです。
 
 
ざっとですが、裸足で遊ぶことについてはこどもの成長に関してこれらのような良い面が認められているようです。
 
もちろん、嫁が気にしているように、ケガや、衛生面での不安もあります。
そこについては、遊んだ後は必ず手を洗うのと同様に、足を洗ったり拭いたりするとか、裸足になる場所はある程度ケガの可能性が少なそうなところを選ぶとかして、発生する可能性を低く抑えてみてはどうかと思います。
 
これからの季節は特に裸足で遊ぶ機会を増やしてみてもいいかな。
 

育つぶ 『ビッグバンなう』

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電車大好きなちびは、特に最寄駅を通る沿線が大好きだ。
プラレールで遊ぶときは最寄駅を軸に周辺の駅を行ったり来たりしている。
 
そんなちびが、その沿線の始発から終点までの駅を、停車順に全部言えた。
 
おー、すごいっ。終点までは乗ったことがないのによく覚えたね。
 
じゃあ、終点から言える? とちびに言うと、少し考えた後で終点駅名を口にした。
ゆっくりと、考えながら、一つひとつ確実に駅を追っていく。
時には飛ばすこともあるけど、自分で気づいて戻る。
 
よく辿ってるなぁ。少しずつでも感心する嫁とパパ。
 
とうとう最後の10駅くらいまできた。
普段からよく口にしているエリアだと分かったのか、ちびにも笑顔が見えた。
 
そして最後は、駅名を言い終わらないうちに次の駅を言うほど早い。
終点に到着〜。
 
いやぁ、ちびすごいね。突然の振りによく応えました。
 
ぎゅっと抱きしめて、頭を撫でて褒めると、照れ笑いするちび。
この照れ笑いが出たときは、ちびも本気で喜んでる証拠だ。自分でも嬉しかったんだろうな。
 
ちびの脳は、絶賛増殖中だ。

育つぶ 『ひたむき』

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指名入りました

さぁもう後ひと仕事と思っていた矢先に嫁からLINEが入る。
 
「今日遅い?」
「今日はパパと一緒にお風呂に入りたいって…」
 
これで一気にモードが変わる。
指名なんかされたら、急いで帰るしかない。
早速荷物をまとめて会社を出た。
 
息を切らして帰ると、ちびは嫁と食後の遊び中。
すごろくに盛り上がってた。
 
先にお風呂に入ってると間もなくタタタタと足音が聞こえてくる。
いつもと違って、すぐにお風呂に入ってきた。
 
と思ったら、振り返って走り去っていく。
?と思っていると、何かを持ってきた。
どうも新しいお風呂の遊びをパパに見てもらいたくて一緒に入りたがったらしい。
 
いろいろとパパに説明してくれながら、新しい小物を使った遊びで楽しむちび。目が生き生きしてる。

 

 
 

ずーっと歌ってた

楽しいお風呂の時間も終わり、嫁が入ってくる間にまたひと遊び。
今日は保育園で5月に生まれた子たちのお誕生日会があったらしく、そのときのお歌を歌い始めた。
 
お誕生日会が楽しかったのかな? お歌が気に入ったのかな?
一生懸命に、手を叩いてリズムをとりながら、何度も繰り返し歌うちび。
 
これを「ひたむき」というんだよな。
 
そんなちびの姿は、うらやましいほどの純粋さ、透明感がある。
好きなことを、好きなようにするって、美しいよなぁ。
 
ちびはこれからどんどん他人と交わって行ったり、社会のことを知っていったりすることになるけど、いつまでも好きなことにひたむきであってほしいな。
そういう生き方ができるようにパパたちが導いてあげないとな。
 
 
その日の終わりは、パパがちびの歌う歌を、変な風に歌ってちびは大爆笑。
何度もリクエストされて、嫁に止められるほど。
 
いっぱい笑って、よく眠りました。
 

 

育つぶ『いつもいつも、本当にありがとう』

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ちびと嫁が寝ている間に

目覚ましが鳴って、今日も始動。
ちびと一緒に寝ているので、朝は3〜4時頃に起床するスタイル。
すっかりこのスタイルにも体が慣れた。
 
居間に行くと、その手前にあるキッチンに洗い物が残っているのを目にする。
 
「あぁ、そういえば洗わないで寝たんだっけ」
 
そのまま少し考えた後、その食器たちを洗い始める。
 
「ま、やるしかないよね」
 

 

恐ろしいほどのタスク

ちびが、パパと嫁二人とも一緒に寝ないと、なかなか寝付いてくれないので、ちびの寝る時間に合わせてみんなで一緒に寝ることにしている。
だから洗い物ができずに寝ることもあるし、部屋は大抵夜ちびが遊んだままの状態だ。
 
もともと洗い物を残しておくのは好きじゃない性格なので、そういう状態を見ると正直心に引っかかるものがある。
 
でも、あらためて考えてみると、こどもの相手をしながら家事をこなすのは、すごく大変だ。
 
夕方、仕事から帰ってきたら、そのまま保育園へちびをお迎えに。
日が長くなってきたこの時期は、遊び足りないちびと公園でしばらく一緒に遊ぶ。
それから夕飯の買い物にスーパーへ行く。
ちびが食べられるものを前提に、今日の夕飯の献立は何にしようか考えるのも一苦労。
両手にスーパーの袋を持ちながら、家までの階段を上がる。ちびが素直に上がってくれないときもある。
家に帰ったら、まずちびの手洗い、うがいをさせる。帰った途端におもちゃで遊んでいるちびを洗面所に連れてくるのも簡単にはいかない。
そして、急いで夕飯の下ごしらえ。
お風呂をザーッと洗い、お湯をはり、ちびと一緒に入る。
お風呂から出て、裸のまま走っていくちびと追っかけっこで体を拭く。
ちびの服を着せたら、自分の髪を乾かす時間ももったいないと夕飯の仕上げ。
一緒にご飯。ちびにちゃんと食べさせてから自分も残りを食べる。先に食べたちびは遊ぼうあそぼうとちょっかいを出してくる。
寝る前の少しの時間ちびの相手をする。一日のクールダウンで絵本を読んであげたりする。
ちびと一緒に布団を引き。シーツの下に潜り込んで遊ぶちびの相手をしながら、徐々に先に進めるのも技。
歯磨き。ちびは歯磨きがあまり好きではないので、仕上げだけじゃなくだいたいを磨いてあげないといけない。
寝る前のトイレ。なかなか行きたがらないときもあるけど、寝る前にはトイレに行く習慣のために引きずっていく。
軽く水分を取らせて、寝室へ。
素直に目をつむって寝ることをしないちびを、落ちつかせて、なだめて、眠らせる。大抵親が目をつぶってないとちょっかいを出してくるので、目はつむったまま。そうすると自分も寝てしまう。
 

朝は起きたら、朝ごはんの準備と洗濯。ちびが起きる前に、顔を洗ったりして家を出る準備までしてしまう。

ちびが起きた後、体温を計って、まずは朝ごはんを食べさせる。

食器を洗い、ゴミをまとめ、布団を上げて、洗濯物を干す。

その間もかまってほしいちびの相手をする。

ちびの服を着させ、保育の準備をチェック。歯磨きをし、まだ家で遊びたいちびのオシリを叩くように玄関まで。

保育園へ送り届け、替えの服やタオルを所定の位置に。先生とも言葉を交わす。

そして、自分の仕事場へ。

 

やっと自分の時間だ。

 

世の中の父親はもっと頑張らないと

もちろん各家庭によって度合いは違うだろうけど、大抵こんな感じなのではないだろうか。

器用な人はもっとうまくやれるんだと思う。でも嫁は一生懸命ちびのために頑張ってくれている。

洗い物が溜まってるのくらい、小さなことだ。

 

そして、パパが役に立てるのは、こんなことくらいだ。

 

起きてきた嫁が、洗い物してもらってごめんねと謝ってくる。

いやいや、謝ることなんかないよ。

感謝してもしきれないくらいだよ。

 

いつもいつも、本当にありがとう。

休みの日は、パパも家事とちびの相手をもっと頑張るからね。

育つぶ 『時間ばかり気にするようになってもなぁ…』

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ちびも大きくなるにつれて、だんだんとワガママな部分が目立つようになってきた。
遊んでいるのを止めたくないときに、それが顕著になる。
 
まぁ、こどもだから当たり前なんだけど。
 
嫁やパパが言っても、簡単に諦めなくなってきた。
耳がつんざくような大声を出して抵抗することもよくある。
 
ちびのそんな態度を、親が同じ目線で捉えたら毎日イライラが募っちゃう。
そこで嫁が考えたのは、時間を約束させること。
 
「〇時になったら終わりにしようね。」
 
ちびと時間を約束して、いまやっている遊びを終わらせるようにしている。
 
 
少し前に時計の読み方をある程度学んだから、時間には敏感なちび。
学んだ通りにできるかな?という好奇心を利用したのがこの方法。
 
あと、自分で約束したことはきちんと守るということを覚えさせたいから、その方法はいいと思った。
 
今 ではこっちが「長い針が6になったら止めてね」と話しかけると「7がいい~」と折衝してくるまでになったけど、自分で止める時間を決めれるようになったち び。たまに守らないときもあるけれど、そういうときは自分で守るって言ったこをちゃんと守る人は強い人だよと、落ち着いて話すようにしている。
 
ちびは、話を聞きながらうん、うんと首を縦に振る。
全部分かっているかどうかは分からないけれど、何度も話をするから少しずつ分かっているのではないかと思う。
 
それでも約束を守らないことがあったときは、
 
「パパもちびのお願いは聞かないよ~」と、少し突き放すようにする。
もちろんちびはジタバタ騒ぐのだけど、そういうときはちびが約束を守っているのに、お友だちが約束を守らなかったり、お願いを聞いてくれなかったら嫌でしょ? と自分がされたときにどう思うかを言い聞かせるようにしている。
 
 
いくつかの育児ブログなどで紹介されている例もあり、これはいい方法だと思ってたけど、ちょっと気になるしぐさを目にした。
 
それは、お風呂でのこと。
ちびはまだ頭からお湯をかけるのを絶対に嫌がるので、頭を洗うのがあまり好きじゃない。
なので必ず、〇分になったら頭を洗うからね、というやり取りをしてから洗う。
 
遊ぶ時間をあまり削ってもかわいそうかと少し長めの時間をあげるようにしているんだけど、ちびがちょこちょこと時計を気にしている。
決めた時間まで5~6分くらいあるのに、2分くらいしたら
 
「もう(時間に)なった?」
 
と見ては、まだ大丈夫だよ、と伝えて、また遊び始める。
また、少ししたら振り向いては時間を見る。
 
その日だけかな? と思っていたら、別の日にも同じようにしていたので、気になった。
 
大人になれば嫌でも時間に縛られることになるのに、今からそんなことを気にしてばかりいてもどうかな。。。って。
 
あまりに続くようなら、その方法はちょっと見直してみよう。
こどものうちから、そんなせせこましい性格になっても、かわいそうだからね。

育つぶ 『眠さにはかなわない』

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昨晩家に帰ると、嫁から頼まれごとをされた。

明日の朝は、行く前にちびを起こしてバイバイしてね、と。


いいけど、なんで? と聞き返すと、ちびが


「パパとバイバイしたかった〜」


とぐずって、朝が大変だからということだった。

ああ、そういうことね。


たまに出るちびのバイバイしたい。

これまで2〜3回、ある程度の期間、毎朝のように言う。


パパとしては、よく眠っているのを無理やり起こすのは、寝不足にもなるから気がひける。でもそうやって言うと嫁は、ぐずり始めるとホント大変だからお願いと懇願してくる。大きくなるにつれてぐずり方も度が増しているようだ。それでイライラしてしまうくらいなら、起こしてほしいって。まぁ、分かる。



ちびのどういう心境がそうさせてるのかはよくわからない。

しばらく起きてるうちに会えてない、ということでもないから、よく分からない。

でも、そう言われるのは嬉しい気分だ。


そして、翌朝

いつものように出かける数分前に寝室へちびの寝顔を見にいく。

いつもなら、横で添い寝して、ちびを見てるんだけど、耳元で「パパ行ってくるよ」と囁いてみた。


寝息を立てて眠っていたちびがそれに反応する。

顔をムニュムニュとさせて、少し寝返り、薄眼を開ける。

パパだと確認。


でも、すぐにまた目を閉じる。そしてウンウンと何度か頷いて、二度寝に入る。

まだ眠いんだよ、と言いたげなそぶりを見せたので、やはりパパはそれ以上できず、そのまま横で添い寝をする。


いよいよ出ないと問いう時間になったので、もう一度耳元で囁いてみる。

今度は目を開けずにウンウン頷く。


あぁ、眠いんだね。

気温もちょうどいいし。


なので、そのまま寝かせて、寝室を出た。


嫁にウンウン頷いていたよと報告すると、それならちゃんとわかってるから大丈夫だって。これで今日はぐずらないかな。



パパが小さい頃、夜のヒットスタジオが見たくて、睡魔と戦ってたけど、あえなく撃沈して見れないときが続いたことを思い出した。それに似てる。


こどもって、こういうのが面白い。ついつい胸がキュンとしてしまう。




育つぶ こどもが『怖い』っていう感覚が覚えるきっかけって?

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2016年5月某日。夜9時過ぎ、茨城県にて震度5弱地震が発生した。
 
その日は仕事が立て込んでいたので、パパは地下鉄の駅で電車を待っていた。
音楽を聴きながらスマホをいじっていると、かすかに足元が揺れた感覚。
 
「ん? 揺れてる?」
 
と思った途端、聴いてた音楽がフェードアウトし、緊急地震速報のサイレンに変わる。
イヤホンを外して周りを見ると、どこもかしこもサイレンがなってる。
そしてブーっとブザーのような大きな音も鳴りはじめ、なかなかの騒然度合い。
 
少し様子を見ていたけど大きな揺れは感じなかった。
もしかしたら地上ではおっきく揺れたのかも、と思い、嫁に電話を入れる。出ない。
とりあえずLINEを入れて反応を伺うことに。
 
 

人生で初めて地震を怖いと感じたちび

返信はすぐに来た。「大丈夫」
ホッとした。
 
少しやりとりしたら嫁からのLINEが来なくなった。
ちびを寝かしつけに入ったのか、相手をしていてLINEができないのか分からないけど、とりあえず無事だと分かったので家路を急ぐことに。
 
と思ったら、地震の影響で地下鉄が途中で長時間の調整をしたせいで帰宅までいつもの倍の時間がかかってしまった。
 
 
帰ってから寝室をのぞくと二人ともよく寝ていた。
なので居間に戻って地震のニュースを見ていたら、嫁が起きて来た。物音に気づいたようだ。起こしてごめん。
 
 
少し大きめの揺れだったみたいだ。
震度は4だった。
 
ちびも怖がったらしい。
嫁の足にがっしりしがみついて、顔を埋めてたって。
 
でも、揺れそのものを怖がったというよりは、緊急地震速報のサイレンや、すぐ近くにある市の防災放送用スピーカーからの大きな放送で、突然騒がしくなったことに驚いたようだ。
 

感覚を覚える、というのは?

『怖い』という感覚。
赤ちゃんやこどもは、どうやってこういう感覚を覚えるのだろう?
 
おばけが怖いのとは違う。
それは親や保育園の先生が怖さを説明するものだから。
 
今回怖がったのは地震の揺れじゃないかもしれない。
でももちろん、大きな音が怖いなんて教えたことはない。
 
ちびは高いところも怖いと言う。
もちろんそんなことを教えたことはない。
 
持っていない感覚が芽生えるときって、どういうときだろう? 何がきっかけで芽生えるんだろう?

育つぶ『パパは専属美容師』

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この週末はちびの髪を切った。
前回切ったときから間が空いていたので、結構伸びてたのは分かってた。
前髪が目に入るからと嫁が気にしていたので、週末に切ることにした。
 
新しい保育園にも行くことになったし、新年度らしくスッキリした髪になったね。
もみあげの長さが左右でちょっとだけ違うのは勘弁してね。
 
 
最初の2、3回は嫁が切ってた。切る?と言われたけど、変な髪型になったらどうしようということと、間違って傷をつけたりしないか心配でパパはパスしていた。
 
でも、髪は切ってみたかったから、嫁が切るのを見て勉強した。ググってコツを学んで、パパもやってみた。それからはずっとパパが担当してる。
 

学んだ髪の切り方

まず分かったことは、髪を切るのは思った以上に難しいということ。
イメージ通りに仕上げるには、それなりの習得期間が必要だ。
 
これまで何度かちびの髪を切って学んだことがいくつかある。
 
基本的には、縦にハサミを入れるということ。
切りたい分だけ横にハサミを入れると、結構悲劇的だ。
縦に、少しずつ切っていくと後々調整がきく。
 
襟足は、じっとしてないうちはハサミを刺してしまいそうで、先っぽの切り方がイマイチうまくいかなかった。でもケガさせるよりは放っておいた。なんとかごまかせる。でも、今はちびの大好きな動画を与えると集中してじっとしているので、切れるようになった。
 
上の方の髪は、指を横に入れてすくった髪のその下の髪を切るようにしてるいる。表面の髪をそのまま切ると段々になってしまうから。
 
スキバサミで切るときは、すくった髪に対して基本一度。何度も切らない。
 
前髪はイメージを決める部分。今風にしたいなら、こここそ横にハサミを入れるのは厳禁。縦、斜めに入れて、全体の長さを整えながら切る。でも、横に揃えてもこどもらしさが出るので、それはそれでカワイイ。お好みで。
 
耳を出すように切るのは思った以上に難しい。耳が邪魔をする。耳たぶを押さえながらなんとか切ってる。床屋ではバリカン使ってた。
 
こんな感じでやってます。
 
ちょうどこの記事を書く前に床屋に行ってきたので観察していると、櫛を下から上に上げていきながら切りたい長さを切ってる感じでしたね。これは今度挑戦してみようかと。
 

髪切りは家族イベント

ちびは男の子だから、パパはこんな感じのだったらいいなと思う髪型がある。
それを自分で切るから、楽しい。
 
もし女の子だったら、おいそれとパパが髪を切るなんてできない。でも、もし男の子だったら父親がやってみることをお勧めします。りっぱな育児参加になるし、なんと言ってもこどもと直に交流できる。ウチは嫁に仕上がりを見てもらってるから、家族イベントだ。
 
育児本を読むだけじゃなくて、これからパパ、ママになる人たち向けに、こういうことを練習できる機会があればいいのに、と切に思う。
 
いつまで担当できるか分からないけど、パパも勉強して上手に切るからね。
カッコよくしてあげるからね。

育つぶ 『やはり初モノには弱いちびでした』

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今までとはまるで違う環境

新しい保育園初日は、慣らし保育ってことで嫁も一緒に行ってきたということだったので早速様子を聞いたら、ちびが目にいっぱいの涙を浮かべて助けを求めてきたって。
やっぱそうなっちゃったかー。
 
ちびのクラスは16人のクラスで、先生は2名。
今までの小規模保育とは違って、なんでも自分でやりましょうという教育方針のようだ。まぁ先生が園児につきっきりになれないからなのかもしれない。
 
トイレに行きたい人いる? と先生が声かけしたときに自分から名乗りでなきゃならなかったり、外で遊んだ後は自分でタオルを持ってきて足を拭くとか、お昼ごはんをこぼしたら自分で拭いたりとか、着替えはすべて自分でやるとか。今までとはまったく正反対だ。
 

頼れる人がいなかったらさぞかし辛かったろうな…

今回新しく加わった園児はちびを入れて5人ほど。
最初は歓迎会をしてくれるということで、他の園児と整列してホールに向かうときちびが嫁に助けを求めてきたという。
 
周りに知らないお友だちばかり、先生も初対面、自分がいるところも初めて来たところ。初めてづくしの状況にどうしていいのか分からないちび。
 
だんだんと人見知りは緩和されてきたけど、いきなり放り込まれるとまだ対処できない。仕方ないよね。対処の仕方が分からず、思わず目に浮かんでくる涙。嫁は慣らし保育なんてしなくていいのにと言っていたけど、ちびにとっては唯一の頼れる存在だったんだから、結果的に良かった。新しい保育園の人たちはよく分かってるな。
 
園庭で遊ぶのも今までとは違って大勢が一気に飛び出す。一人ひとりが思い思いに遊ぶ。そういうスタイルにも面食らったのか、ちびは嫁と一緒にずっと砂場で遊んでいたらしい。一方嫁は他の園児たちに次から次へと話しかけられ、無視することもできないので3人目の先生かのように応えていた。ちびにしてみたら「ぼくを ひとりに しないで」とドキドキだったかもしれない。
 

「人生」を歩み始めたちび

初日は半日で終了。
家に戻ってくるといつもより長い昼寝。
疲れたんだろうな。
 
パパが帰宅したときは、いつも以上に嫁にべったりして遊んでた。それからはバトンタッチでパパにべったり。
 
週明けの保育園はちびにとって試練とのときだな。
でも、なんでも自分でやるということは、遅かれ早かれ学ばなきゃならない。
 
現代人として生きていくために、乗り越えなきゃならない壁にぶつかったようだ。ちびも人生を歩み始めたということなのだろうか。
 
ちびが成長するために、良い環境であることを祈るのみだ。

育つぶ『新しい保育園が楽しみなちび』

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ちびにとっても新しい生活

4月1日。世の中は新年度。
ちびも今日から新しい保育園。
 
今までと違って一クラスの人数が多い。たくさんのお友だちに初日は気おくれしちゃうかな。でも、たくさん友だちができるといいな。
 
でも、新しい保育園では午前中のお菓子の時間がないらしい。ちびにとってはいきなり試練だな。
 
 
今までのお友だちや先生とお別れして寂しいかと思ったら、新しい保育園に行くことを楽しみにしてると、ちび本人が言ってた。
楽しみなのはいいことだ。だんだん人見知りがなくなってきたのかな?
 
帰ったらどんな一日だったか聞いてみよう。
今から楽しみだ。