育つぶ~ある父親の育児雑記

育児は好きだけど、まだまだ不器用な父親の奮闘記

育つぶ『いつもいつも、本当にありがとう』

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ちびと嫁が寝ている間に

目覚ましが鳴って、今日も始動。
ちびと一緒に寝ているので、朝は3〜4時頃に起床するスタイル。
すっかりこのスタイルにも体が慣れた。
 
居間に行くと、その手前にあるキッチンに洗い物が残っているのを目にする。
 
「あぁ、そういえば洗わないで寝たんだっけ」
 
そのまま少し考えた後、その食器たちを洗い始める。
 
「ま、やるしかないよね」
 

 

恐ろしいほどのタスク

ちびが、パパと嫁二人とも一緒に寝ないと、なかなか寝付いてくれないので、ちびの寝る時間に合わせてみんなで一緒に寝ることにしている。
だから洗い物ができずに寝ることもあるし、部屋は大抵夜ちびが遊んだままの状態だ。
 
もともと洗い物を残しておくのは好きじゃない性格なので、そういう状態を見ると正直心に引っかかるものがある。
 
でも、あらためて考えてみると、こどもの相手をしながら家事をこなすのは、すごく大変だ。
 
夕方、仕事から帰ってきたら、そのまま保育園へちびをお迎えに。
日が長くなってきたこの時期は、遊び足りないちびと公園でしばらく一緒に遊ぶ。
それから夕飯の買い物にスーパーへ行く。
ちびが食べられるものを前提に、今日の夕飯の献立は何にしようか考えるのも一苦労。
両手にスーパーの袋を持ちながら、家までの階段を上がる。ちびが素直に上がってくれないときもある。
家に帰ったら、まずちびの手洗い、うがいをさせる。帰った途端におもちゃで遊んでいるちびを洗面所に連れてくるのも簡単にはいかない。
そして、急いで夕飯の下ごしらえ。
お風呂をザーッと洗い、お湯をはり、ちびと一緒に入る。
お風呂から出て、裸のまま走っていくちびと追っかけっこで体を拭く。
ちびの服を着せたら、自分の髪を乾かす時間ももったいないと夕飯の仕上げ。
一緒にご飯。ちびにちゃんと食べさせてから自分も残りを食べる。先に食べたちびは遊ぼうあそぼうとちょっかいを出してくる。
寝る前の少しの時間ちびの相手をする。一日のクールダウンで絵本を読んであげたりする。
ちびと一緒に布団を引き。シーツの下に潜り込んで遊ぶちびの相手をしながら、徐々に先に進めるのも技。
歯磨き。ちびは歯磨きがあまり好きではないので、仕上げだけじゃなくだいたいを磨いてあげないといけない。
寝る前のトイレ。なかなか行きたがらないときもあるけど、寝る前にはトイレに行く習慣のために引きずっていく。
軽く水分を取らせて、寝室へ。
素直に目をつむって寝ることをしないちびを、落ちつかせて、なだめて、眠らせる。大抵親が目をつぶってないとちょっかいを出してくるので、目はつむったまま。そうすると自分も寝てしまう。
 

朝は起きたら、朝ごはんの準備と洗濯。ちびが起きる前に、顔を洗ったりして家を出る準備までしてしまう。

ちびが起きた後、体温を計って、まずは朝ごはんを食べさせる。

食器を洗い、ゴミをまとめ、布団を上げて、洗濯物を干す。

その間もかまってほしいちびの相手をする。

ちびの服を着させ、保育の準備をチェック。歯磨きをし、まだ家で遊びたいちびのオシリを叩くように玄関まで。

保育園へ送り届け、替えの服やタオルを所定の位置に。先生とも言葉を交わす。

そして、自分の仕事場へ。

 

やっと自分の時間だ。

 

世の中の父親はもっと頑張らないと

もちろん各家庭によって度合いは違うだろうけど、大抵こんな感じなのではないだろうか。

器用な人はもっとうまくやれるんだと思う。でも嫁は一生懸命ちびのために頑張ってくれている。

洗い物が溜まってるのくらい、小さなことだ。

 

そして、パパが役に立てるのは、こんなことくらいだ。

 

起きてきた嫁が、洗い物してもらってごめんねと謝ってくる。

いやいや、謝ることなんかないよ。

感謝してもしきれないくらいだよ。

 

いつもいつも、本当にありがとう。

休みの日は、パパも家事とちびの相手をもっと頑張るからね。