育つぶ~ある父親の育児雑記

育児は好きだけど、まだまだ不器用な父親の奮闘記

育つぶ こどもが『怖い』っていう感覚が覚えるきっかけって?

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2016年5月某日。夜9時過ぎ、茨城県にて震度5弱地震が発生した。
 
その日は仕事が立て込んでいたので、パパは地下鉄の駅で電車を待っていた。
音楽を聴きながらスマホをいじっていると、かすかに足元が揺れた感覚。
 
「ん? 揺れてる?」
 
と思った途端、聴いてた音楽がフェードアウトし、緊急地震速報のサイレンに変わる。
イヤホンを外して周りを見ると、どこもかしこもサイレンがなってる。
そしてブーっとブザーのような大きな音も鳴りはじめ、なかなかの騒然度合い。
 
少し様子を見ていたけど大きな揺れは感じなかった。
もしかしたら地上ではおっきく揺れたのかも、と思い、嫁に電話を入れる。出ない。
とりあえずLINEを入れて反応を伺うことに。
 
 

人生で初めて地震を怖いと感じたちび

返信はすぐに来た。「大丈夫」
ホッとした。
 
少しやりとりしたら嫁からのLINEが来なくなった。
ちびを寝かしつけに入ったのか、相手をしていてLINEができないのか分からないけど、とりあえず無事だと分かったので家路を急ぐことに。
 
と思ったら、地震の影響で地下鉄が途中で長時間の調整をしたせいで帰宅までいつもの倍の時間がかかってしまった。
 
 
帰ってから寝室をのぞくと二人ともよく寝ていた。
なので居間に戻って地震のニュースを見ていたら、嫁が起きて来た。物音に気づいたようだ。起こしてごめん。
 
 
少し大きめの揺れだったみたいだ。
震度は4だった。
 
ちびも怖がったらしい。
嫁の足にがっしりしがみついて、顔を埋めてたって。
 
でも、揺れそのものを怖がったというよりは、緊急地震速報のサイレンや、すぐ近くにある市の防災放送用スピーカーからの大きな放送で、突然騒がしくなったことに驚いたようだ。
 

感覚を覚える、というのは?

『怖い』という感覚。
赤ちゃんやこどもは、どうやってこういう感覚を覚えるのだろう?
 
おばけが怖いのとは違う。
それは親や保育園の先生が怖さを説明するものだから。
 
今回怖がったのは地震の揺れじゃないかもしれない。
でももちろん、大きな音が怖いなんて教えたことはない。
 
ちびは高いところも怖いと言う。
もちろんそんなことを教えたことはない。
 
持っていない感覚が芽生えるときって、どういうときだろう? 何がきっかけで芽生えるんだろう?