育つぶ~ある父親の育児雑記

育児は好きだけど、まだまだ不器用な父親の奮闘記

ちびが、だんだん周りの言うことが分かるようになってきた

f:id:Hacienda:20160126174557j:plain

甘いものをあげ過ぎ

この間、嫁がちびを健康診断に連れていった。
身長や体重を測り、問診も受けた。
先生から「おやつはあまり甘いものばかりじゃなく、おせんべいとかにしてください」と言われたそうだ。
 
ウチはどうもちびにお菓子を与え過ぎらしい。
思い返してみると、まぁ確かにお菓子を食べている姿がよく浮かぶ。
 
「もっと」ってせがまれることも多いもんな。
いつもじゃないけど、仕方ないなってあげてる気がする。
ちびは飴が大好きだから、外にいるときなんかはポイッと口に放り込ませてるかもしれない。
 
反省、反省。
少しずつ量と回数を減らしていこう。
(と思ってたら、この週末は嫁の気が向いたのか、アップルパイをたーんと焼いてた。。。)
 
 

おとなのいってること わかってるんだよ

嫁が保育園に迎えにいったとき、お菓子がちょうだいとちびが言ってきたみたい。
でも
 
「おせんべいの ほうが いいんだよねっ」
 
と、『ボク おとなの いってること わかってるんだよ』と言いたげな得意満面の顔だったらしい。
だからその時はおせんべいをボリボリしながら、自転車の後ろに乗って帰ってきたんだって。
 
ああ、想像するとおもしろい。。
見たかったなぁ。
 
 
ちびは、もうすっかり周りの大人が言うこともちゃんと理解できるようになってきた。そうなると学ぶ力も一段と加速していくんだろうな。
パパも、ずっと同じじゃなくて、接し方を考えていかないとな。
 
それにしても、嫁もパパも同じこと言ってるのに、先生の言うことは素直に聞くんだな。
そういえば保育園の先生のいうことも良く聞くよなぁ・・・

今日から、子育てブログのスタイルを変えてみた

f:id:Hacienda:20160125191522j:plain

こんばんは。ふじわらしです。

今までTwitterでつぶやいてきた『育つぶ』を、このブログに引っ越しすることにしました。


『育つぶ』では、子煩悩パパのふじわらしが子育てや息子くんと接する日々の生活で見たこと、感じたこと、考えたことをつぶやいてきました。


140文字で表現する遊びみたいな面白さはありましたが、どちらかといえば伝えたいことが伝えられない歯がゆさの方が多かったかもしれません。


何かの縁で『育つぶ』を目にした人に面白いと感じてもらいたいので、「ただのつぶやき」から脱皮してみることにしました。

それてはこれからよろしくお願いします。


うちのちびのこと 『来年の目標は、今度こそ料理を覚えること』

毎週末の日課であるお風呂掃除をしていて、水の冷たさに年の瀬を感じると、ふと思ったことがあります。
 
「来年はどんなことを目標にしようか。」
 
毎年抱負を考えるのだけれど、たいていその年の末を迎えるまでに目標がなんだったかすら忘れてしまっているから目標なんて立てても意味がないかなぁという気もする。(ここで間違っているのは目標を立てることに意味がないと言っていること。決してそうではありません。)
 
でも、今回はいつもと違う。
ちびもだんだんと成長が見られるし、父親として何かに取り組む姿を見せるのもいいのではないか。
動機が違う。
 
 
それじゃあ、何をするか? 考える間もなく思いついた。
 
それは『料理』だ。
 
 

ちびのためなら

パパは、料理することに憧れを持っている。
冷蔵庫にあるものでさっと美味しいものをつくるようなスマートな女子力を持つことに、男子たるものの力量を感じているのだ。
 
そして、これまで何度か挑戦してみた。
けど、三日坊主で終わってた。
 
何が原因で? 詰まるところ、面倒くささを払拭できなかったから。
以前のエントリーでも書いたように、パパは面倒くさいことが嫌いだから。
 
皮をむいたり、調味料をつくっておいたり、鍋を見守りながらアクをとったり。料理は一筋縄ではいかない。
つくるのにかかる労力の割に、あっという間に胃の中に入ってしまうので、割に合わないという印象が強い。料理をつくる人からすれば見当違いも甚だしいと怒られてしまいそうだ。
 
そんなことで料理を振る舞うことなんかできるんだろうか?と我ながら思ってしまうけど、ちびのためならやれる気がする。
 
ちびに「食べたーい」と言われるような料理ができるようになりたい。
どうしても味付けが濃いものが好みだから、薄味の美味しいものを。
野菜もたくさん摂れるような料理も。
 
ちびと一緒に、ママのために料理を振舞ってあげるのもいい。
家族みんなでつくるものいいな。
 
そういう妄想をすると料理が楽しそうだ。
 
 
よし。料理をしよう。
 

意外と参考になるものがない

無理なプランを立てたりすると長続きしないから、程々から始めてみよう。
ひと月に1回? 二週間に一度?
 
作るものも簡単なものから。
最初は低いハードルを設定しよう。
自分を軌道に乗せることが大事だ。
 
そんな思いを体現してくれているようなサイトがないか、軽くググってみる。
出てくるのは『がっつり系 男の料理』とか『酒の肴』とかそういうものばかり。
 
そういうこととはちょっと違う。
やるならちゃんとした料理を学びたい。正しい出汁の取り方とか、きほんの「き」をきちんとできるようになりたい。その上で簡単にできるようなアレンジをするのは問題ない。でも、あまりに面倒すぎることは嫌。長続きしないから。
 
うーん、わがままなのだろうか。
 
■とりあえずやってみて、やりながら考えよう
クックパッドにも、そういうレシピがなさそうだ。
ということはないんだろう。
 
どうやって始めようか… 悩む。
ちょうど年末年始の休みがあるから、そこでまずひとつやってみようと思う。
 
 
蛇足ではあるが、世の中のお父さんは、料理が少しできればかなり家族の地位が築けるものだと思う。
洗濯や掃除は、おそらくこれまでしてきたこともあるだろうし、やることに想像ができるからやれるんだと思う。
でも、料理はしたことがない人にとってはイメージができないんだと思う。だから手を出さない。
ボクも人のことは言えない。
 
でも、挑戦してみることをお勧めする。
それをすることで、家庭内の雰囲気は必ず良くなる、と思う。
 

うちのちびのこと 『パパに必要なのは、フットワークの軽さ』

重い腰をあげるようになったことによる効能

パパは、もともと面倒くさいことが好きじゃない。
今まで生きてきて、そういうことに遭遇したときは何かと理由をつけて避けてきた。
 
ちびの相手をするとき、“面倒くさがり精神”が出てしまうと、ちびはパパを遊び相手として認めてくれないし、嫁の不満も日々積もっていってしまう。ひしひしとそんな雰囲気が感じられるのだ。
 
『こどもを授かったら、フットワーク軽くパパに励む』
 
今までちびを育ててきて学んだことの一つ。
実はこれ、結構大事なんじゃないかな、と思っている。
 
重たい腰をすぐ上げるように心がけていたら、二人の見る目が変わったような気がしている。
ち びは姿が見えなければ「パパは~?」とパパを探すようになり、遊び相手としてママよりもパパの手を引っ張るようになり、朝パパが仕事に出かけるときにバイ バイができないとかんしゃくを起こすようになった。また嫁は、パパに頼ってばかりじゃなくて自分も頑張るみたいな感じで家事に工夫をしたりするようになっ た。お互いを尊敬しているような感じ。
 
家庭内がいい雰囲気になると、物事は何でもいい方向に向かうし、考え方もポジティブになる。
負担が軽くなる訳じゃないけど、気持ちが前向きな分苦労を感じることが少ない。とても健康的だ。
 

自分のことよりも優先したいことがあっただけ

子育てをしながら家事をこなしたり、仕事をしたりすることがいかに大変なのかは身をもって知っている。だからちびの世話に関しては嫁にだけ負担をかけるなんてことがないようにしたい。とは言え任せきりになっているところも多いんだけど。
 
ち びともたくさん一緒の時間を過ごしたい。小さいころなんてあっという間。知らないうちに大きくなって、あれもこれもできるようになってるなんてこともあり 得る。大きくなったら友だちと遊びに出かけてしまうし、お父さんとは合いいれなくなる時期もくるだろう。苦労してやっと授かったこどもなのにそんなの悲し 過ぎる。
 
だから二人のために自分を変えることについては、なんてことはない。
いや、最初のうちはちょっぴり腰の重たさを感じてた。
でもやっていれば体がだんだんついてくる。そして慣れる。そこまでにかかる時間はたいしたことない。
 
しかしそうなるとパパに自分の時間はまったくなくなる。
だから自分の時間は捻出する。
 
早朝(未明)
通勤の時間
昼休み    とか。
 
今まで見えなかった時間が自分の時間として見えるようになる。
あとは、やるかやらないか。
 
 
まぁこどもが生まれる前までの生活スタイルが大きく変化することは間違いない。
振り返ってみればパパの場合、こだわる程ではない生活スタイルだったってことだ。だから問題なし。
単にちびや嫁のことの方が大事だっただけ。
 
やればできるもんだ。

うちのちびのこと 『プロローグ ちびにまず伝えておきたいこと』

 

変化

ちびが家族の一員となってから、パパの生き方が変わりました。

本当に変わった、と思います。

産声をあげてからしばらくはそういう意識もあまりなかった。ちびが1歳になる辺りだろうか、今はハッキリと意識が変わったと分かる。

 

ちびが中心の生活。

 

こどもがいる家庭はみんなそうだけど、いわゆる巷でいう「こども中心の生活」というのとは少し意味が違う。

『四六時中世話をしていないといけない』という義務的かつ物理的な意味ではないんです。

 

奉仕の心。

 

これなんです。

 

ほう‐し【奉仕】

[名](スル)《古くは「ほうじ」とも》
1 神仏・主君・師などに、つつしんでつかえること。「神に―する」
2 利害を離れて国家や社会などのために尽くすこと。「社会に―する」
コトバンクより)

 

こんな気持ちになるのは、これまで40余年生きてきて、正直初めてです。

嫁とデートしているとき、結婚するときもこれ程のものではなかったです(ごめん)。

 

自然と湧き上がる気持ちなんだけど、とても気持ちが入ってるとも言える。

 

なんでだろう?

 
 

パパにとっての「こどもを育てる」という意味

正直、パパはちびのお手本になれるような立派な人間ではありません。
 
世の中的に悪いと言われていることもしてきたし、ズルもしてきました。
怒られるのが怖くて逃げたこともあるし、自分のことだけを考えて振舞ってたこともあります。
 
多分、自分一人で生きていく分には、それでも何とかなるんだと思うんです。自分の気持ちとさえ折り合いをつければいいから。
 
自分自身を騙すこともあるから苦しく感じることもあるだろうけど、自分に言い訳をすることだってできるし、時間が経てば痛みも薄まる。
 
そうやって、これまで何とか生きてきた。
だからこれからも何とかなると思ってる。
 
 
でも、ちびのことだけは違う。
 
ちびを育てることは、パパにとって(ママにとっても)「使命」だから。
頭で理解する「義務」とは違う。
体で反応する「使命」。
 
 
これだけは嘘をついちゃいけない。
これだけは誰のせいにもしちゃいけない。
これだけは自分でやり切りたい。
 
逃げるとかあり得ない。
放棄とかあり得ない。
そんなこと絶対ない。絶対しちゃいけない。
 
自分のすべてを投げ出してでも、ちびのことは投げ出さない。
自分のすべてをちびのことに集中させて、ちびを育む。
 
今までパパが大した人生を歩んできてないだけに、ちびに対する気持ちは一層強い。
 
というのが、本音。心の奥から引き出した、偽りない気持ち。
 
パパのそういう気持ちが、いつか伝わってくれたら嬉しいな。