育つぶ~ある父親の育児雑記

育児は好きだけど、まだまだ不器用な父親の奮闘記

育つぶ『こどもの観察力』

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ちびの真剣なまなざし

パパやママがすること、ほかの親子が話していること、テレビで放送していること、何でもジッと見ている。
何を、どう、見ているんだろう?
見ながら何を思っているんだろう?
 
そう思ったときに何かが起こるわけじゃない。
全然別の、そんなこと忘れてたとき、ふとちびが言ったことやしたことで、よく観察してるなぁと感心させられるのだ。
 
ちゃんと自分で理解するまで、何度も見る。
こどもの観察はそういう感じだ。
そして、あるときそういう場面に遭遇したとき頭の中で何かが繋がって、発言や行動をする。
 
親の気づかないところで、ちびという宇宙はグングン大きく成長している。
 

お姉さんも勘違い

ちびとスーパーでお買い物。
ちびが大好きなのは、カートを押すことと試食をすること、そしてレジ打ちをジッと見ること、レシートをもらうこと。
 
とにかくレジ打ちはジッと見てる。
おそらくレジ打ちのお姉さんもちびの熱い視線(でもお姉さんに対するものではない)を感じてることだろう。
 
品物のバーコードが読み込ませて、別のカゴに入れていく様。
バーコードがついてない魚などは、何の魚かを確認しながら値段を直打ちする様。
卵のパックは割るといけないからはじめはよそに置いといて、レジ打ちが終わったときにカゴに入れる様。
 
お買い物ごっこでは、それらの再現だ。
 
「ポイントカードはございますか?」なんてことまでやってくれる。ちゃんとポイントをつけてくれた。現在貯まっているポイントは流動的だけど。
 
一つひとつの動作が細かい。
いやぁ本当によく見てる。
何度も見てるけどその度に何かを習得してるんだね。
 

高い集中力

夏はよく蟻を観察してる。
ジッと、蟻の動きを見てる。
まだ蟻のマネはしたことないけど。
蟻には魅せられてるみたいだ。
いつかしてくれるかな?
 
話し方も、そんな言い方よく知ってるねと思うようなことも増えてきた。特に言葉はちびがこれだっと感じたものはすぐに使う。だから覚えるのも早い。
 
ああ、こうやって方々から少しずつ拾うんだな。すごいな。常にアンテナが立ってないとできない。ちびの頭には一体いくつのアンテナが立ってるんだろう?
 
まだ話すこともできない頃から、ハイハイもできない頃からちびは観察してる。
 
だから下手なことを言ったりやったりできないのは昔からなんだけど、いよいよ本気で下手なことはできない。ちゃんと言葉や行動で示してあげなきゃ。
 
親は子の鏡なり。