育つぶ~ある父親の育児雑記

育児は好きだけど、まだまだ不器用な父親の奮闘記

育つぶ パパ男子なら早起きは三文以上の得

f:id:Hacienda:20160201172543j:plain

我が家の就寝は夜9時

夜9時を回った頃。
ゆっくりしたリズムで、小さい体を軽くトントンしてあげていると、深い呼吸が聞こえてきた。
ちびがやっと眠った。
それじゃあパパも寝ようかな。
自称のび太くんのパパは、落ちるまであっという間だ。
 
いま我が家はちびの就寝時間に合わせて、みんなで一緒に寝てしまうスタイル。
なので夜9時には寝るようにしている(そうならないときも少なくないのだが…)。
 
そして時計の針が午前3時を指し示す頃、パパは目が覚める。
隣で暴れている寝相大王に布団をかけ直してあげて、寝室をそーっと出る。

 

今ではすっかりこのスタイルが定着してる。

そして気に入っている。

 

 藁にもすがる思いで

一年前くらい前まで、ちびの寝つかせがなかなか定着しなかった。
あの手この手で寝かしつけようとするもあまり効果がなくて、嫁と一緒にどうしたらいいのか悩んでいた。
 
一緒に寝てしまう方法はある育児書のコラム的ページにあったものだ。
こういうやり方もあるよ、というような感じで、オススメの寝かしつけ方ということではなかったようだ。
でも、ちびは寝るときに周りに人がいてくれないと嫌らしいので、他に方法もなかったからやってみることにしたら、思いの外うまく寝てくれたので、それがスタイルになった。
 

朝は3文以上の得

朝早く起きる、それも未明に起きるなんてこと考えられない、っていう人は多いと思う。
かく言う自分もまさにそうでした。
 
でも慣れました。
起きれないこともあるけど、たいていは起きる。
眠いときは眠ってしまっているから強迫観念もない。
それがいいのかも。
 
早起きはいろいろなメリットがある。
だから起きれる。
 
寒い思いをして起きるメリットってなんだ?
 
・実は、睡眠時間をちゃんと確保できる
夜更かししていると、「そのしていること」が優先になるから睡眠時間はまちまちになっちゃうけど、このスタイルは自分で睡眠時間を決められる。寝る時間は決まっているから、起きる時間を自分で決めるだけ。
6時間寝たいなら3時に起きる、7時間なら4時というように。
 
育児で睡眠時間がなかなか取れないという話はよく聞くけど、今は(今だから?)あまりそういうことはありません。
 
・ちょっとした優越感に浸れる
世の中的にも夜遅い時間まで起きているのと、朝早く起きて行動しているのとでは、後者の方が褒められる。
今までそういう生活ができなかった自分にとっては、そんなところに優越感を覚える。それで気分よく一日が始められるのならもうけものだ。
 
・時間をムダにしなくなる
同じ一時間でも、朝の一時間は過ぎるのが早く感じる。
出かける時間が決まっているせいなのか?
おかげでムダにしちゃいけないっていう気持ちが強くなる。
 
その日に、その時間を何に使うかを結構真剣に考えている。
 
・静かだから集中できる
夜も静かだけど、朝の静かとは種類が違う。
自分しか起きてないかもしれない静けさが、集中させてくれる。
 
・帰宅時間を強く意識する
夜9時にちびを寝かしつけることから始まるスタイルだから、仕事を早く終わらせる習慣がつく。
仕事に自分が流されない。
 
・ダイエットにもなる
今のパパの終業時間と勤務地の関係からすると、たいてい帰ったらすぐ寝かしつけになる。
だから晩ごはんは食べない。食べてもちょっと口に放り込むだけ。
だから必然的にダイエットになる。
 
昼間ごはんを食べる時間を調整すればそんなに苦にならないし、朝たくさん食べるのはエネルギーで消費される。
 
朝起きたらお腹が減ってるって、健康的だと思う。
 
 
世の中には自らこのような生活スタイルを課している人もいるんだろうが、たいていの人、たいていのパパは違うと思う。
これは非常に良い習慣だ。生活にメリハリがついて、時間の使い方に目的意識を持つことができた。これは大きい。
 
結果的に同じ時間を使うんだったら、ためになる方がいい。
 
もともとちびのために始めたスタイルが自分のためにもなるなんて。
育児は驚きの連続だなぁ。